はみ「全員招集!!家族会議だ!!」
まさよし「朝っぱらからテンション高いな、分かっていると思うがカイは不参加だぞ」
はみ「一応理解してるよ」
レン「じゃぁ早速話し合いましょうか」
レン「あと10分早く起きなさいよー!今日も定時過ぎじゃない」
はみ「それは大丈夫、どうせ去年残業1000時間越えた持ち越し分が190時間残っているから。それをあてれば定時出社だよ」
レン「そいうことじゃないでしょ!あんた、分かっていて言ってるでしょ」
はみ「うー、分かってはいるんだよ。でもね、でもね、朝の10分は何物にも代え難い物なんだよ」
まさよし「確かに毎朝毎朝10分粘っているな。学習能力ないのか?」
はみ「いや、朝の10分はそう言う事を超越しているんだよ。ついでに言えば、正直体ダルイし」
レン「それは認めてあげるわ。でもダルイなら早く寝なさいよ!」
はみ「だめだよ。全く遊ばないで寝るなんて生活したら精神の方が耐えられないよ。それに昨日は巡回ルート全部回らないで切り上げたじゃないか」
レン「それは巡回ルートが増えているからでしょ」
はみ「しかたがないじゃないか、そこに萌えがあるんだもん」
まさよし「ダメ人間だ…」
レン「ダメ人間ね…」
はみ「そうそう、ダメ人間で思い出した。家族会議なんだけどね」
レン「なに?まだ言いたい事があるの?」
はみ「うむ、重要な事なんだよ。日曜日両親が来て、例の作りかけのレンが見られたよね?そこで重要な事に気がついたのだよ」
まさよし「何かまずかったか?」
はみ「うん。よく考えてみると冬コミで買った月姫カレンダーが置いてあるんだよね。しかもよく見える位置に、時計を見ようとすると自然に目に入る位置に」
まさよし「確かに」
レン「本当ね」
はみ「もしかして関心がないんじゃなく、諦められているのかな?」
レン「…さ、仕事行くわよ」
朝っぱらから重大なことを気づいてしまったものだ。
はみ「出しちゃったよ〜」
まさよし「出したな。数週間も悩んだ挙句に出したな」
レン「しかも小心者だから意味のない躊躇をしていたのに、いざ出す時はあまり深く考えないで出していたわね」
はみ「深く考えることないと思うよ。命とは引き換えにできないよ」
まさよし「それが結論か」
レン「確かにずっと体調が悪いことは認めるわ。でもいきなり退職でいいの?はみなんて高学歴だけしか取柄ないんだから。この会社だって学歴で入れたものだし、次の仕事見つからずに路頭に迷うかもしれないわよ」
はみ「その時はその時だよ」
レン「あんたね…」
まさよし「は〜みっと違うだろ」
はみ「にゅ、失礼しました。このまま働き続けて体ボロボロにしてたいした技術もつけられないのと、今まだ体が壊れてない…壊れかけているような気もするけど…状態でまっとうな仕事を探した方がいいのでは?と思いましてね。あの職場は一生働く気にはなれないよ」
レン「確かに職場に関しては認めるわ。働きすぎで家庭崩壊の危機な話聞いたことあるし…」
レン「部署の異動…も封じられているわね」
まさよし「確かに技術という面でも確かに不安な点があるな。このまま5年経ったとしても今手がけているシステムしか対応できないSEになるかもしれん。まぁこれは本人の成長にもよると思うが」
はみ「異動に関しては、常に人が足りない状態だから他へ異動させてくれないんだよ。技術にしても…勉強する暇…ないですよ?マジで」
レン「美ゲーをする暇はあるじゃない」
はみ「だから退職という手段をとるのだ!!(どーん」
レン「聞け…」
はみ「だってぇ…一日1時間だけだよ!しかも睡眠時間を削って!!仮に勉強にまわしたとしても、体調悪化し続けるのは目に見えているじゃないかー」
レン「そんな風に…」
まさよし「まぁマテ、二人とも。とりあえずは面接だ。メールを出してしまったのだから目の前のことを考えろ。今のところ何も考えていないようだが月曜までに考えておけよ」
はみ「くっ…」